| 『ずっと傍に』 |
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「あれ、今日はお前だけか?」 珍しく、リコとテツオがいない。 ギンジだけ。 「ウヘヘ。郷田くん、最近ご無沙汰じゃないかなって。だから」 ああ。 そういえば久しくしてねぇな。 気を使ってくれてるってわけか。 「あ、他に相手がいるんなら、別に……」 「いや。特に相手はいない。それに最近ずっとばたばたしてたからな」 だからって、ギンジの手を煩わせるつもりはないんだが。 「……いいのか、ギンジ」 ギンジの横を通り、奥のソファへと腰掛ける。 すぐさまギンジは、俺の前に跪いた。 「いいもなにも……」 ズボンのベルトを外し、取り出した俺のに躊躇なく舌を這わす。 「ウヘ……郷田くんの…っんっ…好きだからっ」 「ん……っ」 長めの舌がねっとりと絡みつき、すぐにも体が熱くなった。 ぴちゃぴちゃといやらしい音が響く。 ギンジ以外ともしたことはあるが、ずいぶんと感覚が違う。 ギンジは本当に俺のコレが好きみたいで、まるでおいしいモンでもしゃぶるかのように吸いあげられる。 「くっ…ん……んっ」 それにこの長い舌。 見ているだけでなんだかいやらしい。 先端をしゃぶられたかと思うと、少し口を離し、舌先でチロチロと刺激する。 「ぁっ…んっ……はぁっ」 「郷田く……ぁっ…も、溢れてきて……っ」 「悪ぃ、久しぶりで」 「ん、ん…。いい……なんか、嬉しいし」 ギンジが先走る透明の液を、舌先で掬う。 少し強めに、尖らせた舌先でグリグリと尿道の出口を弄られると、さすがに体がビクついた。 「んっ…くっ」 「はぁっ……あっ…郷田くっ」 舌を出したまま俺の名を呼び、ギンジは鬼頭を指先でそっと撫でる。 尿道が開くように押さえつけられ、少しだけ舌先を差し込まれた。 「くっ…んぅっ!」 ギンジの唾液なのか、俺が出してる液なのか。 わからないけれども、濡れた感触。 先端を弄られながら、手で竿を擦りあげてくれる。 「はぁっ……ギンジ…っんっ」 チラっと俺の顔を伺ってから、ギンジは俺のをくわえ込んだ。 舌先が少しだけ尿道に刺さったまま。 ギンジの口内は熱いくらいで、つい腰が動いた。 「んっ…んぅっ」 無理に押し込むつもりなどないのに、気持ちよくて浮いてしまう。 「っはぁっ…郷田くっんぅっ」 何度も出し入れし、咥えなおすたびに声を洩らしながら、ギンジは必死でしゃぶりつく。 じゅぷじゅぷと、大きな音を立てて、俺の先走りや、絡めた唾液を吸い上げられてしまうと、俺も声を殺せなくなってきていた。 「んっ…はぁっあっ……」 味わいつくすように、しゃぶった後、一旦口を離して、まじまじと俺のモノを見る。 「……ん……ギンジ?」 たっぷりと唾液で濡れ、大きくなってしまったソレを、指先で確認するように撫で、また先端をくわえ込む。 そのまま、ゆっくりと舌で撫でられながら、ギンジの口の中へ。 「くっ…ん、ギンジっ…っ」 先端が当たる。 この先はまずいだろう。 そう思うのに、なおもギンジは顔を俺へと近づけた。 俺はただ、ギンジに無理はさせないようにと、動かずにいることで精一杯だ。 「はぁっ……ギンジ…大丈夫か」 そっと髪を撫でると、わずかに頷いた。 そのまま、咥え込まれ、呑み込まれていく。 ギンジの喉で、先端が包まれるような圧迫感。 「んっ……ぐっ」 少し苦しげにギンジが声を洩らすだけでも、喉の内壁が震え、俺の体も反射的にビクついた。 その瞬間、口内の奥へとつい突き上げてしまう。 「はぁっ……あっ」 喉で締め付けられる。 慌てて引き抜こうと思うのに、引いた腰に合わせるようにギンジもまた俺のソコへと顔を埋めた。 俺の腰を掴んで、呑み込んだまま顔を軽く左右に動かす。 それだけでもうねるような刺激に、自分の腰が無意識に揺れてしまう。 「ぁっあっ…ギンジぃっ…はぁっ…んっんぅっ」 ギンジは根元の袋を揉みしだきながら、喉を鳴らした。 先端だけでなく竿まで口内に包まれ、ギンジの長い舌やたくさんの唾液が絡みつく。 「はぁっ…そろそろ、ん……っ離し……っ」 こんな奥まで咥えこんだ状態で出してしまっては苦しいだろう。 そもそも、今、この状態だって苦しいはずだ。 そう思うのに、体制を少しずらして、ギンジの下半身を盗み見ると、ズボンの上からでもわかるくらいに勃起している。 手が届く位置でもないので、俺は下駄を脱ぎ、裸足の状態でズボンの上からそれをなぞった。 「ギンジ……。チャック、下ろせよ」 咥えこんだままで、ギンジはズボンのチャックを下ろし、自らのを取り出す。 足でそれを軽く踏みつけるように弄ると、それだけでギンジの先端が濡れてくるのがわかった。 踏みつけられて感じるらしく、ギンジは軽く腰を揺らしながらも、俺のに絡めた舌の動きを休めない。 「はぁっ…ぃく……ん……も、出すぞ……っ」 俺はもうギンジのを足で愛撫する余裕もなく、ただ中途半端に踏みつけては、腰を揺らす。 引き抜こうと思っていたのだが、ギンジがその気ならこのままだ。 口内で、出入りするよう腰を動かし、より奥まで入り込んだ状態でギンジの顔を抱え込む。 「あっ…ぁあっんっ……くっ…んぅんんんっ!!」 体がビクつき、そこが脈打つ。 ギンジの口の中へ、溜まったモノが吐き出された。 それでもギンジは嫌がることなく、むしろ俺の腰を寄せるようにして、喉を鳴らし飲みこんでいく。 「はぁっ…んっ…んぅっ」 全部搾り取られるような刺激に、身震いした。 やっとおさまると、ゆっくりギンジが顔を離していく。 いままで、ギンジの喉や口内に入っていたもの。 ギンジは最後の最後まで、先端に吸い付いていた。 ボーっとした様子で、ギンジは俺の足を見下ろす。 「郷田く…ん、ごめ、汚したね」 ギンジも俺に踏まれただけでイっていたようで、床に這い蹲り、俺の足に掛かった自分の精液を舐め取った。 「ん……いいよ。それより苦しくなかったか」 「平気。俺までイかせて貰ったし。郷田くんは、いつまで俺とこういうことしてくれんのかな」 まるで独り言のようにギンジが呟いた。 ギンジには好かれていると思う。 それが少し行き過ぎた感情なんじゃないかって思うことももちろんあったが。 ただ口でされるだけの行為を、いちいち意識して拒むことも出来ず、ずるずるときてしまっている。 ギンジがこれ以上のことを求めてくることはない。 一定の距離を保ってくれているようだった。 「……お前がしたいのなら拒む気はねぇ」 「郷田くん……」 「お前こそ、もう嫌だなんて言い出すんじゃねぇのか」 「それは無い」 即答かよ。 「郷田くんに、大切な人が出来ても、こうやって傍にいれるならそれでいいんだ」 「……いろよ」 そっとギンジの頭を撫でる。 それに応えるよう、ギンジも頷いた。 |